パチンコ・パチスロへの依存(のめり込み)問題の取組み
私たちパチンコ・パチスロ産業21世紀会は、パチンコ・パチスロ遊技が身近で手軽な大衆娯楽であるという原点を確認し、国民の皆様に愛される安心娯楽として発展させるため、以下の通り、様々な取組みを行っています。
パチンコ・パチスロ依存問題フォーラムの開催中止について
2020年5月14日(木)に、東京・大井町で開催を予定しておりました
「パチンコ・パチスロ依存問題フォーラム」(主催:パチンコ・パチスロ依存問題フォーラム実行委員会)につきましては、
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、参加者及び関係者の健康・安全面を考慮した結果、
開催を中止することとなりましたので、お知らせいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
折込チラシや遊技機等への共通標語の掲載
私たちはお客様に、パチンコ・パチスロを「適度に楽しむ遊び」として、ポケットマネーの範囲で楽しんでいただくことをお勧めしています。そのことを社会にお知らせするために、
という共通標語を作成し、ホールの折込チラシ、交通広告(電車・バス等の公共交通機関の広告)、テレビCM、ポケットティッシュ、遊技機本体の液晶部分、メーカーの自社ホームページ、小冊子、ポスターなど、さまざまな媒体に掲載しています。
共通標語を使った新聞、ファン雑誌等への広告掲載例
21世紀会加盟のパチスロメーカー団体:日本電動式遊技機工業協同組合とパチスロ販売業者団体:回胴式遊技機商業協同組合では、共通標語を使って、新聞、ファン雑誌への広告を定期的に掲載しています。
(共通標語を用いた新聞広告の例)
「パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドライン」の制定と実施
お客様のご遊技が「適度に楽しむ遊び」の範囲を超えてしまわないように対策をすることは、 私たちの社会的責任です。この問題の未然防止をはかり、大切なお客様をお守りすることを目的に、パチンコ店における自主的な取組み指針としてガイドラインをまとめました。
本ガイドラインには、社内に専任の担当者を置いて、依存(のめり込み)問題への対応について従業員教育を実施していくことや、自己申告プログラム(※)を活用して、適度に楽しみたい、のめり込みを抑制したいと考えるお客様のご要望にお応えする取組みなどが盛り込まれています。
なお、本ガイドラインについては、遊技業界関係者への研修会を開催して、業界全体の理解を深める取組みを進めています。
※ 自己申告プログラムとはお客様ご自身で、1日の遊技の使用金額を申告していただき、設定値に達した場合に、そのことを申告いただいたお客様にお知らせしてお金の使いすぎを防ぎ、安全・安心遊技をシステム的に担保する仕組みです。
手軽に安価で、短時間で遊べる遊技の創設と遊技機の開発・提供
お客様がご自身で時間と予算を決めて、安心して楽しく遊べるような遊技方法の確立や、短時間で気軽に遊技できる仕様を搭載した遊技機を開発し、ご提供できるよう、業界あげて検討しています。
子どもの車内放置撲滅キャンペーン
ホールの駐車場で尊い命が犠牲になる事故を根絶するため、ホール従業員の駐車場定期巡回や、 遊技機販売業者のホール訪問時における駐車場巡回を行って、事故の未然防止に努めています。 また、各ホールへの注意喚起ポスターの掲示、子どもの車内放置を発見したときの対応等について、子どもの車内放置防止対策マニュアルをもとに、きめ細かな対策を示し、実践しています。
リカバリーサポート・ネットワークへの支援
リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)は、パチンコ・パチスロ遊技への依存(のめり込み)問題からの回復を支援する非営利相談機関で、電話による無料相談を行っています。私たちは、RSNの運営費の拠出等、資金面での支援を行っているほか、具体的にお客様などからの相談に結び付けるため、相談窓口告知ポスター、ステッカーの店内掲示、啓発ポケットティッシュの配布、RSNホームページへのリンクバナーの設置等を行っています。